患者さまを支える家族の方にも
アロマの力を!
小児がんのお子さまとの出会いをきっかけに小児がん病棟でアロマのボランティアを行っていたときに大きな気づきを得ました。
小児がんのお子さまは病気と治療でつらい毎日でしたが、アロマトリートメントを始めてから食欲も回復し機嫌も良くなったのです。
また小児病棟でいつもそばでケアをしているご家族のアロマボランティアも申し出ました。
どのお母さまもアロマトリートメントで気持ちが揺るみ涙を流したり、辛い心の内を話してくれたりして、リラックスの時間となりました。
この経験から患者さまだけでなく、患者さまを支えるご家族の皆さまにもアロマセラピーの必要性を強く感じ、必ずお役に立つ!と強い想いを抱く様になります。
そして、この経験を多くの医療従事者、セラピストと共有することによってより多くの患者さまとその家族の皆さまのケアができることを信じ協会を立ち上げるに至ったのです。
その想いは、十数年経った今も変わりません。
同じ志をもつ医療従事者さん、セラピストさんとともにあたたかい架け橋となれるよう日々邁進しています。
一般社団法人ICAA 会長
岩橋 知美